田代杯、最終回
どうも、アキトです。
今回は田代杯についてお話します。
次回で5年間続いた田代杯が幕を閉じます。
今までのべ300人以上の参加がありました。
本当にありがとうございました。
田代杯について知らない方が多いと思うので、簡単ですが紹介したいと思います。
田代杯とは?
田代杯、これは音楽ゲーム「maimai」の大会です。
最初は名前のない自主大会でした。何回か大会を通して、店員におふざけで付けられた名前が「田代杯」です。
みなさん知っての通り僕の本名です。はい。
そこから定着してしまい、ずっと「田代杯」という名前で開催しています。
ルールは毎回違う形で、トーナメントやペア、チーム戦を行ってきました。初心者大歓迎のルール、実力者だらけのルール、その他もろもろです。
おそらくですが、北海道では1番長く続いた大会、規模も最大級だと思います。
なぜ最終回?
さて、みなさん知りたいと思うのは「なぜ最終回?」というところでしょうか。そうでもないですか。勝手に話します。
理由は本当に沢山あります。いろいろ噛み合った結果が、今回最終回になる理由です。
軽い理由から順番にいきますか。
①自分が脱北するから
これは「それはそう」って感じの理由ですね。どう足掻いても北海道では続けられません。
まあ脱北するのは4月なんですけどね。
②maimaiが終わるいい節目
「2月くらいにやってもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、それだけのためにDXで行うのは大変です。
それに関しては後で…
色々重なった結果、今回のDX入る前に終わらせるのが最適だと思った限りです。
③準備に時間が足りない
これは100億万%言い訳です。
今まで参加されてた方はお気づきですね。
田代杯、回数を重ねる度にグダグダになっています。
本当は逆なはずなんですよ。
初めて主催したのは高校生のときです。
それから反省を活かして成長するのが普通です。
3回目くらいのとき、参加者40人の大トーナメントを行いました。
2回しか経験してないやつがそんな莫大な人を捌けるわけがないんですよ。ましてや打ち上げの幹事までやるという始末。めちゃくちゃでした。
問題はグダグダなことではありません。
そこから成長どころか、退化しています。
そのグダグダの原因は「準備の時間がない」です。
いやー言い訳ですね。
大学では余計に単位をとるために5講目まであったり、わざわざ実家からでて1人暮らしして、その家賃のために週6でバイト、その合間をみてカードやらライブやらで時間を潰し、開催するって宣言をしても準備ができない。
そのためギリギリになって足りないものができたり、告知を間違ったり、めちゃくちゃなんですよ。
やるからには責任を持ってやらなくてはならない。その責任が持てる自信がありません。これ以上参加してくれるみんなが残念に思う大会は開催する意味はありません。
それでもせっかく続けてきたものを消したくはないという思いはありました。
いやまあ物理的には無理ですが…
そこで次の理由なんですよ。
④自分の時間を大切にしたい
とても自分勝手な理由ですが、これが一番大きいかもしれません。
これ、ある後輩(というか友人)の言葉ですね。
「自分のために時間を使いなよ」
聞いた時は別にピンときてなかったんですよ。
だって大会を開いた理由が
「みんなが楽しんでくれる姿がみたい」
ですもの。
大会を開いているのも自分のためです。
自分が満足するためにやっていることなんですよ。
だから何にも思わなかったんですよ。
ただ少し考えてから思い返すと、
「やりたい」から「やらなくちゃ」
になっていたかも知れません。
何回か開催していくにあたり、やっぱり「楽しかった」「次はいつ?」っていうようなコメントを貰います。本当に嬉しい言葉です。
その言葉に甘えてしまったのが原因かもしれません。
勝手に自分でその言葉を足枷にして、勝手に義務化をしてしまった。そのせいでモチベーションがないのに企画をしなければならない。だけれども時間が無い。
もう負のスパイラルなんですよ。
それをするくらいならおそらくやめた方がいい。参加者にも迷惑をかけるくらいなら開催しない方がいい。もっと自分のことに時間を使った方がいいかもしれない。そのような結論になりました。
今思えばこの結論に至れた理由は後輩の言葉だったかも知れません。本当にありがとう。
もちろん今でも「みんなを楽しませたい」という気持ちはあります。でも自分が苦痛だと意味がないんですよ。
あれだけ好きでやっていたmaimaiも今では未プレイの曲まである始末。maimaiをやること自体苦痛だったかも知れません(ここはちょっと一概に言えない話。また今度書きます)。
やりたいことが沢山あることは本当に嬉しいことでもあり、大変です(これに関してもまた今度)。
必ずどれかを捨てるタイミングがあります。
そのタイミングが今だったのかもしれません。
自分勝手な理由で申し訳ないと本当に思っています。
しかし、自分の人生の大きくも小さくも節目です。
他のやりたいことに時間を費やしたいと思いました。
⑤ゲームセンターの減少、店員の対応
最後の理由になんだか人のせいにしたものが来てしまいましたが、これは別記事で書かせて頂きます。
書きたいことが多すぎて大変です。はい。
最後に
大まかに5つの理由が今回最終回にする理由です。
小さい理由は他にもあります。ゲーセンがないとか…
ただやはり自分勝手ではありますが、これがいいタイミングでいい判断だったと思います。
おそらくこれから大会を開くことはないと思います。あったとしても田代杯はもうないです。
しかし、やっぱり続けたい気持ちはほんの少しあります。
今回の3人チームのルール、これは田代杯の個性とも言えるルールだと思っています(ルールに関しても別記事で)。
このルールを初めてやった時、本当にたくさんの方から嬉しいコメントを頂きました。
さらには神戸で行われている「せれかみ祭」主催のセレカさんにも好評いただき、ルールを引用してくれたことは本当に嬉しいことでした。
また、参加者の方々も運営を手伝ってくれるおかげで成り立ったところもあります。
今振り返るとみんなで作り上げていたんだなと思っています。
さて、最後の田代杯ですが、「ケジメ」ということで全力でやらせて頂きます。
本当に集大成です。今までの田代杯盛りだくさんです。
僕自身、最終回は「やらなくちゃ」とは思っていません。
「最後はドカンとやりたい」です。
みなさんぜひ参加してください。
最後になりますが、運営を手伝ってくれた同級生や参加者の方々、そして最後まで付き合ってくれたけーづくんには本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
田代杯が終わっても、田代杯に関する記事は書いていきたいと思っています。
なにか気になることや、書いて欲しいことがあればコメントください。気が向いたら書きます。
最終回、6月30日(日)です。
よろしくお願いします。
ではまた。